マラドーナ氏、記念式典の演説中に居眠りした様子が生中継される
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サッカー界の英雄、元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が、ベネズエラ大統領の演説中に紹介された際に、居眠りをしていたことが明らかになった。10日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』など各紙が報じている。 マラドーナ氏は、ベネズエラ大統領就任以前からニコラス・マドゥロ大統領を支援しており、2013年の選挙戦にも駆けつけるなど友好を示してきた。この日は、1824年に南米の英雄シモン・ボリバルらが率いる革命軍が、スペイン軍に勝利した「アヤクチョの戦い」から190周年を迎えたことを祝した式典で、マドゥロ大統領がベネズエラ国民に向けて演説を行っていた。 来賓として出席していたマラドーナ氏は、マドゥロ大統領の後ろに座り演説を聞いていた。演説は盛り上がりを見せ、大統領は「紹介しよう、反逆と革命の男、ディエゴ・マラドーナ!」とベネズエラ国民にマラドーナ氏を紹介し、大きな拍手が贈られた。 しかし、カメラがマラドーナ氏をとらえると、腕を組み、目を閉じた姿が生中継されてしまった。同氏の後ろに座る人物が慌てて小突くと、目を覚ましたマラドーナ氏は何事もなかったように立ち上がり、声援に手を振った。その後は、大統領が話し終えるまで演説を聞いていた様子だったが、ベネズエラ中、いや世界中に恥ずかしい姿が広がっている。 マドゥロ大統領は、マラドーナ氏の出席に関して「彼に、我々の式典に出席するかを訊いたら、『とてもわくわくする』と言って快諾してくれたのだが…」と明かしたが、式典の様子を見る限り、同氏に心躍るような様子は見受けられなかった。
2014.12.12 00:00
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