UEFAに物申す! インテルのコンテ監督、クラブのESL脱退を評価しつつ「UEFAも反省するのが当然」
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インテルのアントニオ・コンテ監督が、欧州スーパーリーグ(ESL)論争について言及。ESL脱退を決意したクラブを称賛する一方で、欧州サッカー連盟(UEFA)を批判した。23日に、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じている。
18日に創設が発表されたばかりのESLは、発足から2日目にして事実上瓦解した。政界からの懸念の声やサポーターからの強い反対の意が示されたことを受け、20日にはプレミアリーグの“ビッグ6”がESLから脱退。21日には、アトレティコ・マドリードやミランもESLからの撤退を表明し、同日中にインテルも不参加を決めた。
『スカイスポーツ・イタリア』によると、コンテ監督はESL脱退というクラブの決断を「正しい決定だ」と評価した一方で、クラブがチャンピオンズリーグ(CL)から離脱したいと思うに至った理由を理解するようUEFAに促した。
「スポーツマンとして、我々は決して伝統を忘れてはならないと思う。歴史は尊重されるべきだ。スポーツへの情熱を忘れてはならないし、スポーツは実力主義でなければならない。我々は勝つために、そして何かを得るために努力するのだ。実力主義は、常に何よりも優先されなければならない」
「そうは言っても、今回起きたことはUEFAも反省するのが当然だと思うね。UEFAはトーナメントを開催して莫大な収益を得ているのに、トーナメントに参加しているクラブには最低限の収益分配しか行っていない。また、選手たちはレモンのように絞られたスケジュールの中で、ほとんど休みなく試合をこなしている」
「UEFAは、より良い形の収益分配を検討する必要があると思う。クラブは指導者や選手たちに投資しているのだから、彼らが生み出した収益の一部を還元するべきだよ」
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2021.04.24 00:00
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