物議醸す欧州スーパーリーグ、伊代表指揮官は静観「何が起こるかを見守る」
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イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督が欧州スーパーリーグについてコメントした。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
18日、スペイン、イングランド、イタリアのトップリーグに所属する12のビッグクラブが欧州スーパーリーグ創設と参加を発表した。UEFA(欧州サッカー連盟)が主催しているチャンピオンズリーグ(CL)などの既存大会に対抗するものとして12クラブに今後3クラブを加えた15クラブが創設クラブとなり、さらに5クラブを加えた計20クラブでの開催が検討されている。
一方で、この構想にはUEFAや国際サッカー連盟(FIFA)、各国リーグがすぐさま反発。今後のUEFA主催の大会からの締め出しを示唆し、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)から追放される可能性が報じられるなど物議をかもしている。
選手や監督など現場レベルや、解説者など選手OBなどはこれを受けてコメントを出し自身の立場を明らかにしている。多くは反対の立場に立っているが今回クラブではなく代表を指揮するマンチーニ監督がコメント。「何が起こるかを見守っている。すべてのレベルにおけるサッカーの今後を守るための解決策が見つかることを願っている」と言及し静観する姿勢を見せた。
FIFAや各連盟は欧州スーパーリーグ参加クラブ所属選手の代表活動を認めないと通告しており、ミラン、インテル、ユヴェントスと自国の強豪3クラブ、さらに外国のビッグクラブでプレーする選手を多く抱えるイタリア代表としても動向が気になるところだろう。
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2021.04.21 00:00
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