ラウールが去就に言及「シャルケから良いオファーをもらったが……」

シャルケに所属する元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスは、クラブから“良い”オファーを受け取っていると明かしつつも、去就について決断を下していないと語った。

ラウールとのシャルケの契約は、今シーズンで切れる。そのため、契約延長交渉が数カ月間行われてきたが、いまだ新契約はまとまってはいない。2年間の契約延長を望んでいるラウールに対し、シャルケは単年契約を望んでおり、両者の間で“ずれ”が生じているのではないかとも言われている。

また、シャルケはラウールに給料の減額を求めているとのこと。現在、34歳のラウールはクラブの中で最高給取りとなっている。今の契約の間は、古巣のレアル・マドリーがラウールの給料を一部負担しているが、新契約を結べばそれも無くなるため、シャルケにとっては金銭面での負担が増すことになる。

 ラウール本人は、去就について考えている状況だ。同選手は『Deutsche Presseagentur』の取材に対し、「シャルケから良いオファーをもらっている。クラブは僕との契約延長に熱心になってくれているよ」とコメント。しかし、その一方で「まだ何の決定も下していない。これが僕に言える全てだ。現時点では、将来について決断していない」とも述べ、今後について考慮を重ねている段階であると語っている。


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