ヴェンゲル、今夏の移籍市場は量より質重視…ポドルスキ獲得は「知らない」

アーセナルを率いるアルセーヌ・ヴェンゲル監督は、クラブを強くしていくために、選手の量よりも質にこだわっていくことを明らかにした。今夏、獲得に値する選手がいれば、獲得のため資金を投じる用意があるともコメントしている。その一方、ケルンのドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがアーセナル移籍で合意したとの報道については改めて否定した。『ESPN』が伝えている。

「選手の数を増やすことは、そこまで考えていない。それよりもクオリティを持った選手を獲得することが大事だ。我々はもしとても高いポテンシャルを秘めた選手を発見できれば、“ギャンブル”を行うだろう」

「(ポドルスキについて)何も行われていない。すぐ何か起こるかもしれないし、後かもしれないが、少なくとも現段階で私は何も知らない」

また、フランス人指揮官は昨シーズンのように、移籍期限ぎりぎりまで選手獲得に動くようなことは避けたいと語った。アーセナルは去年、移籍期限最終日にアンドレ・サントス、ペア・メルテザッカー、ミケル・アルテタを完全移籍で、ヨッシ・ベナユンをレンタルで一気に獲得していた。

「昨夏の移籍期間はひどいものだった。我々は8月31日の23時55分まで動いていたからね。繰り返したくはないものだ」


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