ニュルンベルクSDが清武獲得交渉を認める…五輪出場がネックか

ブンデスリーガに所属するニュルンベルクが、C大阪の日本代表MF清武弘嗣の今夏獲得に向け、交渉を継続していることを明らかにした。ドイツ誌『キッカー』が報じている。

昨夏から清武の獲得に向けて動きを見せているニュルンベルクのマルティン・バーダーSD(スポーツ・ディレクター)は、「我々は清武に関心を寄せている。本人、そしてセレッソと交渉を行っている」とコメント。同選手は2012シーズン終了までC大阪との契約が残っており、移籍金は100万ユーロ(約1億円)と予想されている。

しかし、清武はロンドン・オリンピック出場に強い意欲を示しており、オリンピックに参加すれば開幕前のキャンプに最初から参加できないことになる。このことを受け、バーダーSDは「彼を獲得して得られる利益について考えなければならない。ギャンブルになるかもしれないからね」と慎重な姿勢を示している。

さらにニュルンベルクは清武のほかにもう一人、攻撃的ポジションをこなせる日本人選手を狙っているようだ。ドイツ誌『キッカー』が報じている。

ニュルンベルクのマルティン・バーダーSD(スポーツ・ディレクター)は、「日本人選手は攻撃面で秀でた選手が多い。香川、乾、岡崎は本当に高い能力を持っている」とコメント。ドルトムントMF香川真司やシュトゥットガルトFW岡崎慎司、ボーフムMF乾貴士といった、攻撃的ポジションで活躍するブンデスリーガの日本人選手を例に出し、日本人選手のクオリティに太鼓判を押している。


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