李忠成、イングランド2部移籍へ
サンフレッチェ広島の日本代表FW李忠成(26歳)がイングランド・チャンピオンシップ(2部リーグに相当)のサウサンプトンに移籍することが確実となった。
サウサンプトンは今シーズンのチャンピオンシップで首位を走っており、1976年にはFAカップを制している。
李は、英国での就労ビザ取得の必要条件となる「最近2年間の国際Aマッチ出場率75パーセント」には達していないが、1年間を通して日本代表の主力として活躍したため、特例で就労ビザが認可される見通し。来年1月に現地入りして同国内務省と面接を行い、認可が下りれば正式契約を結ぶ運びとなる。
李は在日韓国人4世として生まれ、2007年に日本国籍を取得。1月のアジア・カップ決勝、オーストラリア戦で豪快なボレーで決勝点を決めて、一躍脚光を浴びることとなった。
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