鹿島が伊野波雅彦のクロアチア移籍に基本合意「挑戦したい」

鹿島は5日、日本代表DF伊野波雅彦の完全移籍について、クロアチア1部リーグに所属するハイデュク・スプリトとクラブ間で基本合意に達したことを発表した。同選手はクラブとの契約のため同日に離日し、契約完了後に正式発表の運びとなる。

伊野波は鹿島の公式HP上で、次のようにコメントを残している。

「アントラーズでプレーした3年半のあいだに、代表に選ばれてプレーすることができるようになったし、このクラブですごく成長することができました。しかし、代表で結果を残すためには、もう一段階レベルアップする必要があると感じています。さらなるステージで挑戦したいという気持ちは強かったのですが、今回チャンスをいただき、より成長するために移籍を決意しました」

「アントラーズで優勝できたことは、僕にとってとても大きな財産になりました。偉大な先輩も多いなかで、いろいろな経験を受け継いだり、一緒にプレーすることで成長できたんだと思います」

「僕にとって、クロアチアへの移籍がゴールではありません。1つ、2つ、3つと、ステップアップして皆さんにいい知らせを届けられるように頑張ります。いままで本当にありがとうございました」

今夏の日本人選手の海外移籍は、バイエルンへ移籍する宇佐美貴史、ユトレヒトに移籍する高木善朗に続き3人目となる。


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