カッサーノ獲得、ガッリアーニが問題を指摘

リーグ仲裁機関は16日にサンプドリアのアントニオ・カッサーノに関して裁定を下し、サンプドリアが主張していた契約解除を認めず、カッサーノには2月1日からチームに復帰するように命じた。

裁決が下された同日深夜、カッサーノの代理人とミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長の会食が目撃され、ミランへのカッサーノ移籍が一気に高まっている。

しかし、ミランへの移籍は問題があることをガッリアーニ副会長自身が指摘。問題は、カッサーノの前所属先であった、レアル・マドリーへの500万ユーロ(約5億6000万円)の支払いが残されていることだ。

「誰がレアル・マドリーに500万ユーロを支払うか、問題はこれだ。ミランはこの金額を支払う用意がない。現時点ではサンプドリアも支払えないと思える。従って、まだ問題はたっぷりと残されている」とガッリアーニ副会長。

カッサーノのミランへの移籍が確実と報じられたが、ガッリアーニ副会長は移籍解決に向け、金銭面での問題が残されていることを強調した。


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