リヴァプール、冬に補強へ!本田獲得は…
リヴァプールが冬の移籍市場でチームの変革に乗り出す。今シーズン、スタートダッシュに失敗し、序盤戦では降格圏に低迷した同クラブはクラブ売却を完了させて以降は上昇ムードとなっていたものの、前節のトッテナム戦に敗れ、最近4試合で1勝1分け2敗。首位とは勝ち点11差の10位にとどまっている。
しかもアカデミー出身者にして、チームの絶対的柱であるMFスティーヴン・ジェラードとMFジェイミー・カラガーを故障で失い、前者は1カ月、後者に至っては数カ月単位での離脱が濃厚。そこでクラブは主力のカバーと、新たな風を吹き込むために補強を目指している。
リヴァプールを買収したNESV(ニュー・イングランド・スポーツ・ベンチャーズ)のジョン・ヘンリー氏は冬の移籍市場での資金投入を明言。またスポーツ・ディレクターにはアーセナルやトッテナムで働いた経験を持つダミアン・コモリ氏を招へいしている。コモリ氏はトッテナムでMFギャレス・ベイルやMF ルカ・モドリッチを獲得し、現在の成功の礎を築いた人物だけに、リヴァプールでも同様の働きに期待が集まっている。
なお、 CSKAモスクワに所属し、今冬の移籍が有力視されている日本代表MFの本田圭佑もリヴァプール入りがささやかれている1人。リヴァプールはジェラードやFWフェルナンド・トーレスに頼りがちで、攻撃のバリエーションに乏しい。また、セットプレーのスペシャリストも不在であるため、仮に本田の加入が実現すれば面白い存在となるかもしれない。
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