マンチェスター・Cがジェコ、シルバらに総額156億円を準備

マンチェスター・Cが、ヴォルフスブルクのエディン・ジェコとバレンシアのダビド・シルバに興味を示していると、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。

 ジェコはヴォルフスブルクにおいて94試合に出場し54得点を挙げるなど卓越したゴールセンスで各方面から高い評価を得ている。当初はミランへの移籍が有力視されていたが、ヴォルフスブルクが設定している移籍金4000万ユーロ(約44億円)を準備できる公算は小さい。またマルコ・ボッリエッロが成長したことで、ジェコの必要性が減少したこともミランの動きを鈍らせている。

 またシルバに関してもマンチェスター・Cは以前から興味を示しており、2008年にも獲得を試みた経緯がある。

 報道によると、両者には合わせて7000万ポンド(約91 億円)の資金が用意されている模様だ。マンチェスター・Cは他にもアストン・ヴィラのジェームス・ミルナーやエヴァートンのミケル・アルテタをターゲットにしており、両者には合わせて5000万ポンド(約65億円)が用意されている。このため、4人だけで総額1億2000万ポンド(156億円)が用意されている計算だ。

 現在のところ、アストン・ヴィラがミルナーへのオファーを拒否するなど、移籍話は発展を見せていない。しかし今夏もマンチェスター・Cが移籍市場における主役に躍り出ることはまず間違いなさそうだ。


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