チャマフに照準を定めるリヨン/フランス

21日、リヨンのジャン・ミシェル・オラス会長は、『スカイスポーツ』の取材に対し、「我々はボルドーの(マルアーヌ)チャマフに興味を抱いている。既に彼を迎え入れる準備は出来ているよ」と述べ、チャマフに照準を合わせていることを明言。
リヨンは今夏、得点源のカリム・ベンゼマをレアル・マドリーに売却。穴埋め役として、ポルトからリサンドロ・ロペスを獲得したものの、更なる陣容強化を狙い、もう一人FWの獲得に動いていた。
これまで昨シーズンのリーグ・アン得点王、トゥールーズのアンドレ・ピエール・ギニャックにアプローチを掛けていたものの、トゥールーズは断固として拒絶し、交渉が難航。そこで、照準をチャマフに切り替えたようだ。
チャマフは昨シーズン、ボルドーで34試合に出場し、チーム最多タイの13ゴールを記録してリーグ制覇に貢献。リヨンの8連覇を阻止したフランス王者が、ライバルに主力を売却するとは考えにくい。しかし、これまで同一リーグから次々と有力選手を引き抜いてきた実績のあるリヨンだけに、オラス会長が合意を取り付ける可能性も十分にありそうだ。


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