ロナウジーニョ、去就はバルサの成績次第?/スペイン

バルセローナのMFロナウジーニョが、今シーズン終了後にFIFA憲章第17条を行使して移籍する可能性があることを、代理人である兄のアシス氏が示唆した。FIFA憲章第17条とは、「満28歳に達し、クラブに2年以上所属した選手が相応の違約金を払えば、契約を一方的に解除出来る」と、いうもの。
アシス氏は、「バルセローナ退団の可能性は常にある。FIFA憲章第17条の存在があることを我々は知っているし、何が起きても不思議ではない」と、ブラジル『グロボ・エスポルテ』でコメントした。
一方で、「もし今シーズン、バルセローナがリーガ・エスパニョーラかチャンピオンズリーグのタイトルを獲得したら、クラブは彼を手放すことはしないだろう」と、チームの今後の成績次第で状況は変わるとも述べている。
今月21日に28歳の誕生日を迎えたロナウジーニョは、03-04シーズンからバルセローナに加入し、リーグ優勝2回、チャンピオンズリーグ優勝1回に貢献。だがここ2シーズンは好調時のキレを欠いているため度々批判されており、常に移籍の噂がつきまとっている。
バルセローナは現在、リーガ・エスパニョーラでは首位レアル・マドリーと勝ち点7差で2位。チャンピオンズリーグではベスト8に進出している。


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