デコ「クラブが必要としないなら選択の余地はある」/スペイン
バルセローナのMFデコは、バルセローナへの残留を前提としながら、「クラブが必要としていないなら移籍も考える」ことを明らかにした。
デコは24日に行われた練習試合で先発メンバーから外れ、試合後に現在の心境を吐露した。
「僕には2010年までの契約がある。クラブの関係者からはまだ何も言われていないから、クラブからは今までと変わらぬ信頼を得ていると思っている。僕はバルセローナが好きだ。でも、クラブが僕を必要としないのなら、選択の余地はある」
デコにはインテルとニューカッスルが獲得に興味を示しており、移籍のうわさは絶えない。しかし、29歳のベテランMFは、ライカールト監督がまだ“最初の11人”を決めかねていることも十分に理解している。
「僕はこれからチームにとって必要な選手になれるよう努力したい。チームはまだ定まっていないし、監督は彼の理想を作り上げようとしている。だから、僕は監督にアピールするために一生懸命やるだけだ」
世界のビッグネームが集うバルセローナにとって、最大の課題となるのは、選手の起用法をめるぐ内紛を阻止することに他ならない。(KH)
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