リヨンが新ストライカー獲得を画策/フランス
リヨンのスポーツアドバイザー、バーナード・ラコンブは、今夏の移籍市場における新ストライカーの獲得を明らかにした。
ターゲットには、ボルトンのフランス代表FWニコラス・アネルカとトゥールーズのFWヨハン・エルマンダーの名前が挙がっている。リヨンは「FWは補強しない」という公式見解を示していたが、コパ・アメリカに参戦しているブラジル代表FWフレッジが骨折を負ったため、急きょ補強路線に切り替えた。
アネルカにはマンチェスター・Cやアーセナル、バレンシアが興味を示しており、獲得競争は激しい。ボルトンが設定している移籍金が1500万ユーロ(約25億1000万円)と高額なため、そう簡単にはオファーを提示できないのが現状だ。
エルマンダーは低コストだが、所属クラブであるトゥールーズがそう簡単に手放すとは思えない。ラコンブ氏もその点を懸念している。
「フレッジの故障によって補強を考えている。フレッジはクラブに戻して精密検査を行う予定だ。アネルカは魅力的な選手だが、移籍金が高すぎる。エルマンダーについてはトゥールーズ側との交渉は難しいだろう」
フレッジの予期せぬ離脱によって、急きょ戦力補強を余儀なくされたリヨン。しかし、交渉は難航すると予想されている。(KH)
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