スアーソ問題に決着。ミランからインテルへ/セリエA
ミランとインテルの両クラブがカリアリのホンジュラス代表FWダヴィド・スアーソを獲得したと主張している問題で、ミランが手を引くことを発表し、インテルへの移籍が濃厚となった。
この移籍騒動は、インテルへの移籍が濃厚とされたスアーソの獲得をミランが発表したもので、「スアーソとの契約を完了させている」と主張するインテルが猛抗議。両クラブとスアーソ側による交渉が持たれていた。
ミランは「スアーソは既にインテルと契約を結んでいることが分かった」という声明を発表し、スアーソの獲得から手を引くことを表明。これによる、スアーソはインテルに移籍することになる。
現地紙の報道によると、最終段階に突入したにも関わらずインテルとの交渉が決着せず、カリアリがミランとも交渉を進めたことが原因と見られている。しかし、スアーソ本人はインテルと契約を結んでおり、事態が複雑化していた。
いずれにしても、イタリア中を驚かせたスアーソのミラン行きは消滅し、予定どおりインテルへの加入が確定的となった。(KH)
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