バルセローナがキヴ獲得に前進/スペイン
バルセローナは、ローマのルーマニア代表DFクリスティアン・キヴの獲得に向けて着々と準備を進めている。既にローマとの会談を持ち、具体的なオファーを提示しているようだ。
キヴの移籍先はインテルが最有力と見られていたが、DFの人材不足が指摘されるバルセローナが、キヴの獲得競争に本格参入。キャプテンのカルレス・プジョルがひざの手術を強いられたため、事態は急展開した。
ローマはキヴの放出を避けようと務めているが、財政面の効果を考えれば放出は免れない。ただし、セリエAのライバルであるインテルに譲渡するよりは、国外の強豪に移籍させたほうが賢明と判断している。
キヴ自身は常々ローマの一員であることを強調してきたが、もはや移籍は避けられない模様。ティエリ・アンリの獲得を発表したバルセローナが、王座奪還に向けて急進的に移籍市場へと乗り出した。(KH)
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