サンプドリアがクアリアレッラの放出を阻止/セリエA
サンプドリアは、今シーズンの活躍で大ブレイクを果たしたイタリア代表FW、ファビオ・クアリアレッラの放出を全力で阻止する構えだ。
6月6日に行われたEURO2008予選のリトアニア戦で2得点を記録し、イタリア代表を勝利に導いたクアリアレッラには、国内外のビッグクラブが注目している。
現在、クアリアレッラの所有権はサンプドリアとウディネーゼが共同保有しており、サンプドリアのスポーツディレクターを務めるG・マロッタは、放出を阻止するための努力を惜しまないという決意を語った。
「クアリアレッラは、我々にとって非常に重要なプレーヤーだ。彼には多くのクラブが関心を示している。現在、我々は彼の将来について話し合っているが、目標はクアリアレッラを残留させることに定まっている」
しかし、金銭面でサンプドリアとウディネーゼの要求を満たすオファーがあれば、放出も辞さない構えだ。
「仮に巨額のオファーを受けることになれば、クラブの将来を考えて放出せざるを得ない。しかし、そんなオファーがあるとは思えない」
23歳の若さで一躍脚光を浴びたクアリアレッラだが、彼の将来を考える上でも、サンプドリアには慎重な対応が求められている。(KH)
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