サンタ・クルースはベンフィカ行きに前向き/ドイツ
バイエルンからの移籍が確実視されているパラグアイ代表FWロケ・サンタ・クルースは、ベンフィカへの移籍に興味を示している。
サンタ・クルースの獲得にはベティスが名乗りを上げていたが、ポルトガルの雄ベンフィカが参戦したことで状況は一変。国際舞台で戦えることを理由に、サンタ・クルース自身はベンフィカに心が傾いている。
「これまではベンフィカへの移籍なんて考えたこともなかった。でも、僕はベンフィカが偉大なクラブの一つであることも知っているし、何よりもチャンピオンズリーグの出場権を獲得していることが魅力だ。とにかく、僕にピッチでプレーする時間をより多く与えてくれるクラブに行きたいね。それが最大の望みだ」
サンタ・クルースはパラグアイ代表にわずか17歳でデビューした逸材として将来を早くから嘱望され、1999年にバイエルンに加入。しかし、故障に長年悩まされ続け、在籍した8年間ではわずか10得点と低調なパフォーマンスに終始している。
バイエルンとの契約は2009年まで残っているが、サンタ・クルースは出場機会を求めて、バイエルンは移籍金を獲得するために、双方の思惑は移籍実現の方向で一致している。(KH)
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