キヴ争奪戦はインテルがリード/セリエA
ローマに所属するルーマニア代表DFクリスティアン・キヴは、ローマとの契約延長が合意に至らず、インテルへの移籍が有力視されている。
契約延長交渉に臨んだローマは、キヴに年俸250万ユーロ(約4億円)という条件を提示。しかし、キヴ側はこれを拒否して年俸400万ユーロ(約6億5000万円)を要求しており、インテルにはこれを支払う準備があるという。
ローマとキヴの代理人による交渉は改めて行われるようだが、ローマ側としては、契約延長が成立しない場合、キヴとの契約が満期を迎える2008年夏までに売却しなければ、移籍金を得ることができない。そのため、現状ではキヴ側が希望する年俸を支払う準備があるインテルへの移籍が、最も現実的だと言えそうだ。
キヴの獲得にはレアル・マドリーやバルセローナといったスペイン勢、ミランやユヴェントスといったイタリア勢がこれまで獲得の意思を表明してきたが、現状ではインテルが一歩リードしている。(KH)
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