バイエルンに向かうリベリー/フランス
バイエルンとマルセイユのフランス代表MF、フランク・リベリーとの契約合意が目前に迫っているようだ。移籍金はクラブ史上最高額となる2500万ユーロ(約40億円)、4年契約と予想されている。
「わずかな確認事項を残しているが、交渉は(現地時間)水曜日には合意に達する」。マルセイユのパーペ・ディウフ会長がフランスのスポーツ紙に明らかにした。
「リベリーはメディカルチェックを受けるために(現地時間)木曜日にはミュンヘンに発つ。バイエルンはオファーを提示した当初から、常に完璧な行動を取ってくれた」
マルセイユは、リベリーの放出で得た移籍金を、リヴァプールからレンタルしているジブリル・シセの獲得に充てる見込みで、ディウフ会長もシセ獲得に全力を注ぐつもりのようだ。
「週末、または来週早々にもリヴァプールとの交渉を開始する。我々はシセとの契約を望んでいる」
1年間のドイツW杯以来、加速度的に加熱した“リベリー問題”は、バイエルンへの移籍という形で解決を見た。リベリーがかねてから熱望していたレアル・マドリーへの移籍は実現しなかったが、新天地バイエルンでの新たな挑戦に大きな注目が集まる。(KH)
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