カルチョを騒がす監督人事/セリエA
フランチェスコ・フラーキの出場停止処分に揺れるサンプドリアは、ワルテル・ノヴェッリーノ監督の後任としてワルテル・マッツァーリと2年契約を交わした。マッツァーリは今シーズンまでレッジーナの監督を務めていた若手監督で、今シーズンはマイナス11ポイントのペナルティーを科せられたレッジーナを見事残留に導いた。UEFAカップ出場権を逃し、フラーキのスキャンダルに揺れるチームの再建を担う。また、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は、優勝争いに絡むことができなかったフランチェスコ・グイドリン監督を解任し、新監督にステーファノ・コラントゥオノ監督を迎え入れると発表。今シーズン、残留争いが予想されたアタランタを8位に導いた敏腕指揮官にチームの再建を託す。選手の入れ替わりだけでなく、監督人事にも大きな動きがあるセリエA。ディディエ・デシャン監督が辞任を表明したユヴェントスなど、今後の市場動向にも注目が集まる。(KH)
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