すべてはチェルシーのために

2年ぶりにチェルシーに戻って来たディディエ・ドログバ。36歳となった今、かつてのようにフィジカルで押しまくる豪快なプレーは期待できないかもしれないが、豊富な経験とプロフェッショナル精神は、若いチームの大きな力になるに違いない。

そして彼には、生え抜きの選手にも劣らぬ「チェルシーへの愛情」がある。ドログバとチェルシーは、一度は別れても、再び一緒になる運命にあったのだろう。

プレミアリーグの舞台に久々に立った後、彼はこうコメントしている。「このユニフォームをまた着てプレーできること、そしてチェルシーファンの応援を受けられることは、最高の気分だよ」

ドログバがチェルシーに抱く愛情と忠誠心は、2年間のブレイクがあったことでさらに刺激され、強くなった。今の彼は「自分のパフォーマンスはどうでもいい」とさえ言う。すべてはチェルシーのために。今のドログバには一片の迷いもない。

戻る

インタビューTOP
~SOCCER KING + TOP